カバラ数秘術は、個人の運勢を占うだけではなく、特定の年の社会の動向を読む「年運数」というものがあります。年運数では、特定の年に起こりうる、世の中の動きや自然の変動を把握することができるのです。
世の中の動きや災害などを事前に知ることができるということは、それに対してあらかじめ備え、対策を講じることができるということです。
大きな出来事は個人の力では替えることは不可能だとしても、心構えがあるだけでも違うのです。カバラ数秘術の叡智ともいえるこの年運数を利用して、2018年をより良い年へとしていきましょう。
目次
運命数の求め方
年運数を求めるのには、占いたい年の西暦の4ケタの数字を用います。数字をバラバラにし、1桁になるまで足し算をして算出します。11と22の場合はそこでストップです。運命数の求め方とほぼ同じです。
2018年は、2+0+1+8=11
よって、2018年の年運数は11となります。
2018年(年運数11)の社会の流れ
年運数11の年は、物質的な依存から脱却し、心の糧を求める傾向にあります。
社会全体でも、「お金よりも大事なもの」を重視されるようになるのです。残業や休日出勤で多くのお金を稼ぐより、定時にし家族との時間を優先するような動きが社会全体へと出てきます。2017年にも労働時間の問題がクローズアップされましたが、それ以上に労働時間の見直しをはかる動きが加速することになるでしょう。
お金の動き
お金の価値観が2017年とは大きく変わってきます。
何か買い物をして欲求を満たすことより、何かを体験することにお金をかける人が増えると考えられます。
たとえば次のようなことです。
- 高くて性能の良いカメラを買うのではなく、カメラ教室に通いカメラのテクニックを磨く
- 高い車を買うのではなく、電車でもレンタカーでも家族・友人と旅行に行って思い出を残す。
- 高級レストランに行くよりも、みんなで一緒に料理を作って食べる。
このように「物を残す」から「体験する」ことがトレンドになりそうです。
一説によると同じお金を使っても「物を買う」という行為より、「体験する」という方が幸福感が長続きするというというのです。
幸福感、すなわち「心が満たされるかどうか」、というのが2018年の重要なキーワードになりそうです。
社会の動き
社会的な動きは、やはり「体験を売る」という会社がクローズアップされる傾向にあるでしょう。2018年に物を売る会社というよりは、サービスを提供するような会社が大きく成長する可能性があります。
株取引を行っている人は、旅行会社関連、教育関連の会社などの株価はチェックしておくと良いでしょう。また、働き方を見直しする人が多く出てきますから、就職支援関連株も見逃せません。
反対に要注意なのが不動産関連株です。新築を購入する意欲のある客が減少する傾向にあるためです。ただし中古の物件販売や賃貸を取り扱う会社なら悪くはありません。
商売は価格競争に参戦するより、その商品で手に入る「充実した生活」をイメージさせると、売り上げを大きく伸ばすことができます。
精神世界に没頭する人も増える傾向に
年運数11の年は、心の不安が高まりやすい時です。それは不安が高まりやすい出来事が多くおこるということです。
その「出来事」とは、まず一番に思い浮かぶのは北朝鮮の問題です。何も起こらないのが一番よいことなのですが、「やっかいな隣国」のことです。何が起きるかわかりません。
そういった不安からか、スピリチュアルなものを求める人が多くなるでしょう。
スピリチュアライフ的まとめ
この年は、「心を満たす」ことが社会的に大きなキーワードとなります。
スピリチュアにハマる人が増えると上記で言いましたが、心を満たしてくれるのは「人」のやさしさであったり、愛情であることがほとんどです。「人」とかかわるということは面倒なことも多くありますが、こんな1年くらいその「面倒」も受け入れて、心を人の愛情で満たした1年にしてみてください。