占いをしてみたら、意中の人、またはパートナーとの相性が良くなかった。自分の今現在の運気が低迷中。性格判断が自分で自覚している性格とかけ離れていた……。
占いの結果が自分の望んだものでなかったということは、誰しも経験したことのあることだと思います。もちろん、どのような占いだとしても、万人に当てはまるような占いはありません。だからと言って、自分に都合の悪い占いは見なかったことにするということは非常にもったいないことです。
占いの結果をそのまま放置してしまうことは、今後必要になる改善方法を見逃してしまうことになりかねないのです。
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悪い結果の時は自分を見直すきっかけにする
占いは、結果を一喜一憂するくじ引きではないのです。自分に都合の悪い占いを信じる信じないのではなく、そういう結果であるという事実は変わらないのです。
とはいえ「なんとなく自分とは違うな」という結果の場合もあるでしょう。そして「この占いは当たらないな」と占いの結果を聞き流すこともあると思います。しかしそういうときは他人から見えている自分と、自分で思っている自分像が異なっている可能性が高いのです。
- 運命の相手と自分で思っていても、周囲には破滅的な恋愛に見えている可能性があります。
- 自分では運気が好調と思っていても、実は不調におちいる時期で足元をすくわれるかもしれません。
- 自分の思っている性格と、他人から見えている自分の性格は違うものかもしれません。
占いの結果が「なんとなく違うな」と感じるときは、自分を客観的に見直すいい機会です。感情的にならず、一度、当事者以外の人に自分のことを聞いてみるといいかもしれません。いままで気が付いていなかった、自分に気が付くことができるはずです。
占いの結果には必ず従わないといけないのか
占いで「相性が最悪」と言われたら結婚を考えている相手と別れないといけないのでしょうか。「西の方向は不吉です」と言われたから西の方向に行かないように生活しないといけないのでしょうか。答えはNOです。というか無理です。
もし占いでそのような結果だとしても、どうしてそういう理由なのか必ず説明があるはずです。宿曜占星術の相性占いでは、危険な相性として「安壊の関係」というものがあります。この関係はなるべく避けるのが無難なので、付き合う前の段階でその相性がわかればいいのですが、付き合ってから気づいたということもあるでしょう。
もしそうだったとしてもその関係の性質を理解し、常に意識して生活することができればいいのです。「ああ、この人とはいつもこういう感じで衝突するから少し距離を置こう」とか「今は腹を割って話し合いをするべき時だ」というように深く理解することで、その良くない性質を逆手にとり相手をうまくコントロールすることだって可能になります。
占いの悪い結果を頭ごなしに否定してしまうと、そのような改善策をとることもできなくなってしまいます。
占いを自分のより良い未来への為に利用する
占いは、あくまで自分の今後の人生をいい方向に転換させるための「ツール(道具)」にすぎません。
うまく使いこなすことができるなら非常に便利なものですし、なければ少し不便かもしれませんが、生活できないことはないのです。占いを全く信じないのは、それを使うと少しの近道ができることを拒否していることになるのです。
特に壮大な思想をお持ちの方でなければ、「便利な道具=占い」を利用して、人間関係の改善や、自分の将来などを良い方向へ導く近道をしてほしいと思います。
占いは利用するものであって、占いに支配されてはいけない
一番いけないことは、人生を占いに支配されてしまうことです。
「占いがこう言っていたから」、「占いで相性が悪いから別れる」……。
それは自分の人生を占い決めてもらっているかのように見えますが(それもよくないですけど)、自分の人生の決断することを拒否してしまっているということです。
占いはあくまで便利な道具。
使い方を決めるのは自分自身です。
占いに生き方まで支配されてはいけません。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」ということわざがありますよね。これは主に占いが自分にとって都合の悪い結果が出た場合に使う言葉です。
これでは自分が成長することができないのです。悪い結果から何を学び取れるか、これこそが自分の人生を良い方向へと導く重要なカギであるに違いありません。