先日、カバラ数秘術で特定の年の運勢をみるための「個人年運数」をリリースしました。この個人の特定の年の運勢を読む個人年運数に対して、カバラ数秘術では、特定の年の社会の動向を読む「年運数」というものがあります。人間個人の運命に一定のサイクルがあるように、社会や自然の動きにも一定のサイクルがあるとされているのです。
では、今年2017年はどのような年になるのでしょうか? すでに4月も終わろうとしていますが、4か月の振り返るとともに今後の2017年がどうなるかをみてみましょう。
目次
運命数の求め方
まずは運命数の求め方をご紹介します。年運数を求めるのには、西暦の4ケタを用います。西暦の数字をバラバラにし、1桁になるまで足し算をして算出します。11と22の場合はそれ以上は計算しません。基本的には運命数の算出方法と同様です。
2017年→2+0+1+7=10
1+0=1
よって2017年の年運数は1となります。
2017年は「運命数1」価値観大変動の年
カバラでは9年をひとつのサイクルと考えています。運命数1はいわゆる新しいサイクルの始まりの年。新しいものがスタートする暗示のある年で、特に経済に関しては大きな動きが多く、発明や発見など、これまでの価値観を大きく変えるようなものが現れるとされています。
そして、世界規模での大変動が起こりやすい年でもあります。今年、すでに起きている出来事といえば、まずはトランプ大統領の就任ですね。TPP離脱やメキシコ国境に壁の建設、移民入国制限などの大統領令を乱発し、世界中に混乱を招いています。
日本でも、旅行会社「てるみくらぶ」の経営破たんや、森友学園問題など多くのニュースが取り上げられましたが、中でも多くの従業員を抱える日本を代表する企業東芝による、1兆円もの巨額損失。1兆円は日本企業の年度赤字額としては過去最高となるといいますから日本経済への影響は計り知れません。
さらにこの記事を書いている4月26日時点で、最も気になるのは暴走が止まらない北朝鮮の動向です。2月には金正男氏の暗殺という事件もすでに起こっていますし、今年に入ってから、ミサイル発射実験も数回行うなどとにかく心配は尽きません。
2017年に入り、まだ4か月しかたっていないというのに、日本のみならず世界規模の大変動は起こっているのです。では過去の「運命数1」の年に起こった大変動は、どのようなものがあったのでしょうか。
過去に起こった年運数1の出来事
1つ前の運命数1は2008年でした。2008年に起こった大きな出来事というと、リーマン・ブラザーズ経営破たんです。俗にいうリーマンショックで、世界的金融危機が発生したのは記憶に新しいかと思います。日経平均株価も大暴落を起こし、多くの企業で苦戦を強いられました。
また、1999年には欧州統一通貨のユーロ決済用仮想通貨として導入(現金としてのユーロは2002年から)され、1972年は沖縄返還、1945年は終戦の年です。
このように大きな変動をもたらす「運命数1」の年。あまりに大きな変動で、個人ではどうしようもないように感じてしまうかもしれません。では、この変動の年をどう活かすといいのでしょうか。
運命数1の年は新しい時代の波に乗り遅れるな!
社会を震撼させるような事件が起こりやすい運命数1の年ですが、時代のムードはおおむねポジティブであると考えてよいでしょう。例えば、今までになかったような革新的な発想や、発見、発明は富をつかむ大きなカギとなるのです。
自分ではそいいうことは思いつかない、という人は、投資という手もあります。カバラを一番有効に使ったのはユダヤ人投資家とも言われています。相場を見るときにカバラは非常に役に立つそうです。
変動数1の時は、ユニークで斬新な発明や発見をした企業や、それを期待できる企業を常にチェックし注目する。また、大きな政治的な動きは警戒する
このように投資でも、ビジネスでもカバラの年運数を利用することで、たとえ不況であっても富を得るチャンスをつかむきっかけとなるでしょう。
2017年のこれからはどうなる?
これは私の考えですが、過去の運命数1を見ても「事が完結」していることがわかります。「リーマン・ブラザーズ経営破たん」した、とか、「バブルが崩壊」した、「第二次世界大戦が終わった」などです。
ですので、今話題になっている北朝鮮関連の動向に何かしらの決着がつくのではないかと考えています。それが想像する最悪の事態にならないことを願うばかりです。