自分と同じ「宿」を持つ者同士の「命-めい-」の相性です。出会う確率は6種類ある相性の関係の中で最も低く、27分の1となります。おおよそ100人中3~4人程度しか巡り合う機会の少ない相手ですが、出会えば運命的なものを感じ、お互いにひかれあうことになるでしょう。
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「命の関係」基本相性
「命の関係」の二人は、性格や好みなどがよく似ていて、出会ってから意気投合するにはそう時間はかかりません。何から何まで同じですから、腹の探り合いをしなくていい反面、良くも悪くも自分の長所と短所も相手を通して見えてきてしまうので嫌悪感を抱いてしまうことも。しかし一度縁が生じると、強い絆によって一生離れられない深い間柄となるのです。
「命の関係」の恋愛
なかなか出会う機会が少ない「命」の関係のふたりは、一目見て何か惹かれあうものを感じる相手となることでしょう。出会ってすぐに恋に落ちるパターンも十分あり得ます。
そしてひとたび恋に落ちれば、急激に恋の炎は燃え上がり、それがたとえ不倫のような周囲の人から反対されるような恋愛であっても、どんな障害やトラブルがあったとしても一緒になろうとするのです。
とは言え、どちらも同じ「宿」を持つ似た者同士。価値観や行動パターンなどに多くの共通点があり、「運命の人だ!」と感じるのですが、似ている部分はいいところばかりとは限りません。普段から嫌だと感じている自分の欠点を、鏡を見ているかのように相手に見出すことになり、嫌気がさしてしまうことになります。
「命の関係」の結婚
結婚は自分と相手が持つ「宿」の性質によってうまくいく場合とそうでない場合があります。性格の穏やかな「宿」を持つ者同士でしたら、似たもの夫婦として末永く幸せになることができます。
その反対に、性格が自己中心的で気が強い「宿」を持つ者同志の結婚となれば話は別。同じ性質がゆえ、お互いの弱点を把握しているので、痛いところを攻撃したり、またやり返されたりと何かと摩擦が生じることとなるでしょう。夫婦だとしても適度な距離を保つことが大切です。
「命の関係」の夫婦は、縁が深いだけに簡単に別れるのはむずかしそう。別れたくても別れることができず、泥沼になってしまうこともあるかもしれません。
「命の関係」の友人・家族・ビジネス
人生のどこかで巡り合える宿命的な相手であり、生涯にわたって深い縁が生ずる相手となります。一度知り合うと意気投合し、心許せる友人や、ビジネスのパートナーとして巡り合うこともあるでしょう。
けれども、似ている二人なだけにその欠点や嫌な面が見えてしまい衝突してしまいます。一度でも相手の嫌なところを感じてしまうと反発しあい、時には憎しみ合って別れてしまうことも…。
友人や、ビジネスパートナーでしたら簡単に別れることもできますが、家族でしたらそういう訳にはいきません。少し距離を置いて生活するのが円滑にいくコツです。